緊急対応

 災害発生から災害廃棄物処理実行計画ができるまでの初動期の各関係機関の対応状況等に関する情報を掲載するページです。

対応報告:平成30年7月豪雨による災害廃棄物処理に係る支援活動について

 はじめに、この度の西日本を中心とした記録的な豪雨による災害で被災された皆様にお見舞いを申し上げますとともに、被災自治体の皆様の復旧・復興に向けたご努力に対し敬意を表します。
 活発な梅雨前線の影響による大雨は、各地で土砂災害や河川の氾濫、冠水等をもたらし、大きな被害が発生しました。これを受け、広範囲にわたる被災自治体の災害廃棄物処理に係る支援のため、環境省及び災害廃棄物処理支援ネットワーク(D.Waste-Net)の専門家からなる現地支援チームが岡山県・広島県・愛媛県・福岡県の4県に設置され、国立環境研究所も専門家の派遣を行っております。また、他の被災府県に対しても環境省等により支援活動が展開されているところです。支援チームは現地に常駐しながら災害廃棄物処理に係る対応についての協議や相談に対する助言を行うほか、被災地や仮置場の状況を調査して、被災自治体へ情報提供するなどの支援活動を行っております。
 本報告では、上記に関連する国立環境研究所の対応状況についての情報をとりまとめたものです。(最終更新日時:8月3日13:00)


D.Waste-Netにつきましては、次の環境省ページをご参照ください。環境省D.Waste-Netのページ環境省D.Waste-Netのページ


平成30年7月豪雨による災害廃棄物処理に係る支援活動報告(第2報)―(2018年8月2日時点)―

1.調査及び支援活動概要
 D.Waste-Netの一員である国立環境研究所では、第1報(7月17日時点)以降も現地支援チームに人員を派遣し、調査及び支援活動を継続しております。以下、主な対応状況について報告致します。

派遣人員 : 延べ6名
日程 : 平成30年(2018年)7月19日~(継続中) ※派遣日程は人員により異なる
調査・活動先 : 岡山県(県庁、倉敷市等)、広島県(県庁、県内各自治体)、愛媛県(県内各自治体)
支援チーム構成 : 環境省、環境省各地方環境事務所、国立環境研究所、日本環境衛生センター、他

2.災害廃棄物処理に係る対応状況

・浸水等により被災した家からの片付けごみの仮置場への排出は徐々に減少してきており、仮置場の適正管理と二次仮置場や処理先への搬出等を迅速に進めていく必要がある。

・今後排出が増加する家屋解体ごみとあわせて、災害廃棄物の発生量推計を進め、処理フローと処理工程を具体化した災害廃棄物処理実行計画作りに向けての支援に活動の中心が移ってきている。

・国や県、被災市町村の間の連携をさらに強化し、国や県の調整のもと被災市町村の主体性を後押ししながら処理が円滑に進むことが期待される。また、中小の市町村について県の委託処理の検討も進められている。

・政令市等比較的規模の大きな自治体以外の市町村では、人員の不足等による仮置場での管理に課題が見られる箇所もあるため、引き続き状況調査や助言等の支援を続けていく。

・水没した被災建築物のアスベスト調査(40件程度)の結果、ただちに対策が必要とされる事例は見られなかったが、一部の注意すべき箇所については対応を助言した他、今後の環境省による定期的大気サンプリング地点候補を選定し、提案を行った。

現地での活動の様子

西部ふれあい広場(二次仮置場)への搬入の状況
(7月22日)
倉敷市真備東中学校グランド(一次仮置場)から搬出される災害ごみ(7月24日)


※画像はクリックで拡大することができます

3.これまでの報告

(第1報)はこちら
(第1報資料)常総市水害廃棄物組成調査報告(2015年10月)


4.環境省の動き

災害廃棄物対策情報サイト災害廃棄物対策情報サイト(環境省)
「平成30年7月豪雨における災害廃棄物対策について」


参考情報:平成30年7月豪雨災害 参考となる情報へのリンク(2018年7月10日現在)

 国や学術研究機関、関連府県、過去の水害における災害廃棄物対応などの参考情報へのリンクです。(最終更新日時:7月10日 18:00)


被災情報


内閣府防災情報のページ:平成30年台風第7号及び前線等による被害状況等について
総務省消防庁:平成30年7月豪雨による被害状況及び消防機関等の対応状況
国土交通省:災害・防災情報:平成30年台風第7号及び前線等による被害状況等について


岐阜県:大雨による被害概要(6月29日~)
京都府:平成30年7月豪雨に係る情報について(ボランティア・寄附金・被害状況・府の対応など)
岡山県:大雨に関するお知らせ
広島県:平成30年7月5日からの大雨災害に関する情報
愛媛県:「えひめの防災・危機管理」災害対策本部・災害警戒本部関係情報
福岡県:平成30年7月豪雨 緊急版トップページ


各機関の対応


首相官邸:平成30年7月豪雨について
防災科学技術研究所:平成30年台風第7号及び前線等 クライシスレスポンスサイト
防災学術連携体:平成30年(2018年)7月西日本豪雨について


災害廃棄物処理の参考情報


水害への対応留意点

環境省:平成27年9月関東・東北豪雨の際、発災直後の留意点について、環境省関東地方環境事務所より以下の文書が発出されました。
水害による災害廃棄物処理の留意点について 災害廃棄物に起因する害虫及び悪臭への対策について




アーカイブ:平成29年(2017年)9月の台風18号による災害廃棄物処理に係る津久見市への支援活動について

 台風18号は、平成29年9月17日大分県津久見市を初めとした周辺都市に河川の氾濫、冠水等をもたらし、大きな被害が発生しました。これを受け、被災した自治体の災害廃棄物処理に係る支援のため、環境省及びD.Waste-Netの専門家からなる現地支援チームが9月20日から津久見市に派遣され、支援活動を行いました。本コーナーではその記録を掲載しています。


台風18号による災害廃棄物処理に係る津久見市への支援活動報告(第1報)




アーカイブ:平成29年(2017年)6月~7月の九州北部地域での豪雨による被害により生じた災害廃棄物について

 2017年6月30日からの梅雨前線に伴う大雨及び平成29年台風第3号により各地で水害や土砂災害の被害が生じ、特に九州北部地域では家屋の損壊や浸水に伴い災害廃棄物が発生等が見込まれたことから、災害廃棄物処理支援ネットワーク(D.Waste-Net)の専門家が発災初期より現地に派遣されて対応に当たりました。本コーナーではその記録を掲載しています。


九州北部地域での豪雨に係る災害廃棄物処理の現地調査報告(第1~2報)




アーカイブ:平成28年(2016年)熊本地震 関連情報

 2016年4月14日21時26分、熊本県熊本地方においてマグニチュード6.5(気象庁暫定値)、深さ11km(気象庁暫定値)の地震が発生し、熊本県益城町(ましきまち)では最大震度7が観測されました。災害廃棄物情報プラットフォームでは、2016年4月20日より7月12日まで5回にわたり、現地及び後方支援の情報をお伝えして参りました。本コーナーではその記録を掲載しています。


平成28年熊本地震に係る災害廃棄物処理の現地調査報告(第1~5報)


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