平成28年(2016年)熊本地震 関連情報
2016年4月14日21時26分、熊本県熊本地方においてマグニチュード6.5(気象庁暫定値)、深さ11km(気象庁暫定値)の地震が発生し、熊本県益城町(ましきまち)では最大震度7が観測されました。災害廃棄物情報プラットフォームでは、2016年4月20日より7月12日まで5回にわたり、現地及び後方支援の情報をお伝えして参りました。本コーナーではその記録を掲載しています。
現地レポート
平成28年熊本地震に係る災害廃棄物処理の現地調査報告(速報) ―熊本県益城町、西原村について(2016年4月16日時点)―
本調査にご協力いただいた皆様に御礼申し上げますと共に、本報告が今後の被災地での災害廃棄物処理と、それを通して、被災者の皆様が一日でも早く通常通りの生活に戻ることができるように役立つことを願います。
1.調査概要
平成28年4月14日21時26分、熊本県熊本地方においてマグニチュード6.5(暫定値)の前震が発生、熊本県益城町(ましきまち)では最大震度7が観測されました。4月16日1時25分にはマグニチュード7.3(暫定値)の本震が発生、また熊本県から大分県にかけての広い範囲を震源とする活発な余震活動も加わり、地震そのものによる建物等倒壊被害の他、土砂災害による被害も発生しています。
以下、発災から2晩明けた4月16日(土)に、D.Waste-Netの活動の一環として行われた熊本県益城町及び西原村における現地調査及び対応状況等について報告致します。
調査先:益城・嘉島・西原環境衛生施設組合益城クリーンセンター、益城町仮置場、西原村仮置場
調査メンバー:
・熊本県生活環境部、他
・(D.Waste-Net災害廃棄物処理支援チーム)環境省、九州大学、日本環境衛生センター、国立環境研究所、他
2.調査結果
国立環境研究所からは、4/15~16日に2名が現地で活動を行って参りました。
・支援チームとして、仮置場の設置について留意すべき点を伝えると共に、分別指導を行った。今後、分別をより徹底していくことが必要である。
・クリーンセンターが14日の地震によって被災した。停電もしていることから、今後排出されるごみ処理に支障がないよう、調整が必要な状況である。
3.今後について
4/21日より現地での第二次調査および支援活動のために2名を派遣予定。
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D.Waste-Netにつきましては、次の環境省ページをご参照ください。
環境省D.Waste-Netのページ
参考となる情報へのリンク
・内閣府防災情報のページ:熊本県熊本地方を震源とする地震に係る被害状況等について
・内閣府防災情報のページ:熊本県熊本地方の地震に係る災害救助法の適用について【第1報】
・総務省消防庁のページ:災害情報>熊本県熊本地方を震源とする地震
・国土交通省のページ:災害・防災情報>熊本県熊本地方を震源とする地震について
・環境省・災害廃棄物対策情報サイト:平成28年熊本地震における災害廃棄物対策について