平成28年(2016年)熊本地震 関連情報
2016年4月14日21時26分、熊本県熊本地方においてマグニチュード6.5(気象庁暫定値)、深さ11km(気象庁暫定値)の地震が発生し、熊本県益城町(ましきまち)では最大震度7が観測されました。災害廃棄物情報プラットフォームでは、2016年4月20日より7月12日まで5回にわたり、現地及び後方支援の情報をお伝えして参りました。本コーナーではその記録を掲載しています。
現地レポート
平成28年熊本地震に係る災害廃棄物処理の現地調査報告(第5報)―(2016年7月12日時点)―
1.調査及び支援活動概要
6月9日~7月1日の期間中、D.Waste-Netの活動の一環として行われた現地調査及び支援活動に関する主な対応状況について報告致します。
日程:平成28年(2016年)6月9~10日/16~17日/6月30日~7月1日
調査・活動先:熊本県庁、県内各仮置場等
調査メンバー:(D.Waste-Net災害廃棄物処理支援チーム)国立環境研究所
日程及び調査・活動先:適宜実施(次項参照)
調査メンバー:(D.Waste-Net災害廃棄物処理支援チーム)国立環境研究所
2.主な調査及び支援活動の結果
・これまで策定のための支援を行ってきた熊本県の災害廃棄物処理実行計画が公表された。
(資料)熊本県災害廃棄物処理実行計画(PDF: 2.2MB)
(資料)熊本県災害廃棄物処理実行計画(概要)(PDF: 590.8K)
※これらの資料は、熊本県より許可を得て掲載している。
※その後、実行計画は改訂しています。「処理実行計画・記録誌」のコーナーもご確認ください。
・解体工事が本格的に始まる前の濃度把握を目的として、関係機関と協力して一般環境大気のアスベストモニタリングを5月に実施するとともに、その後も適宜助言や電子顕微鏡による濃度測定を実施。また、アスベストの飛散リスクが高い建築物を解体工事前に把握するためのスクリーニング調査を、一般社団法人建築物石綿含有建材調査者協会の専門家とともに5月に実施し、結果を熊本県と熊本市に提供。
3.今後について
7月14日(木)~15日(金)の日程で、現地での災害廃棄物対策支援活動のために1名を派遣する予定です。
(第1報)はこちら (第2報)はこちら (第3報)はこちら (第4報)はこちら
(第2報資料)災害廃棄物に起因する害虫等への対策について(参考)v1.1
(第4報資料)災害時における石綿含有建材の解体と災害廃棄物の仮置場等における管理について
D.Waste-Netにつきましては、次の環境省ページをご参照ください。
環境省D.Waste-Netのページ
参考となる情報へのリンク
・内閣府防災情報のページ:熊本県熊本地方を震源とする地震に係る被害状況等について
・内閣府防災情報のページ:熊本県熊本地方の地震に係る災害救助法の適用について【第1報】
・総務省消防庁のページ:災害情報>熊本県熊本地方を震源とする地震
・国土交通省のページ:災害・防災情報>熊本県熊本地方を震源とする地震について
・環境省・災害廃棄物対策情報サイト:平成28年熊本地震における災害廃棄物対策について